【社長コラム】よく戦う者は人を責めず

葬儀の業務の波は激しい。
午前中まで静かだと思っていたら午後になって急に忙しくなる。
とくに意地悪なもので、告別式が立て込んで行われているときに限って
葬儀の依頼の電話が続けて入ってきたり、
フラリと相談者が訪ねて来ることが多い。
もちろん急を要する仕事なのでしかたがないのであるが
そのたびに従業員は忙しい対応に追われることになる。
ときには休憩をとることもままならず、
また残業や休日出勤を依頼することもしばしばだ。
これまではお客さんのために勤しんでくれる従業員に対し
感謝し労うことで済まされていたが
働き改革が叫ばれる今後は、
これまでどおりにいかないだろうと覚悟はしている。
残業を減らし、休日をしっかりととってもらい
有給休暇を消化してもらいながら、働きやすい環境をつくりだすことが
経営の大きな課題になるだろう。
よく戦う者はこれを勢に求めて 人に責めず
名将は勢いによって勝ちを得ようとし、兵一人一人の力に頼らない
孫子は兵法書のいたるところで「勢い」の重要性を説く。
つまり属人性を排し、組織的にサービスを提供できるように仕組化することだ。
地域の零細葬儀社の生き残りの是非が今、問われる時である。

株式会社ヨコカワ 横川英士
行田セレモニー
家族葬専門ファミール
行田市斎場
樹木葬墓苑ファミール

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