高校生の娘が、大学志望に臨むにあたり、
大学で学んだことを社会でどう生かしたいか、
というレポートを学校で書いたので見せてもらった。
「私は将来、人の終活に関わる職業につきたい」と始まり、
途中「ただテキパキ葬儀をするのをなくして
遺族の気持ちを思い合い、共感して遺族を支える。
そして遺族が『ああいいお葬式だったなあ』
と思えるような葬儀をつくりたいと考えています」とあった。
いつの間にか、そんなこと考えるようになったのか、意外だったが
それよりも「テキパキ葬儀をするのをなくして」という一文が
まるで当社の施行に警鐘を鳴らしているようだった。
当社ではお葬式を終えた家族から
「スムーズにお葬式を終えることが出来た」
というお褒めの言葉を頂くことが多い。
それはそれで良いのだが
もっとゆっくりと、温かみのあるお葬式をつくることを目指すべきではないか、
ということを最近はとくに気にかけているからだ。
功詐(こうさ)は拙誠(せっせい)に如かず
巧みで器用にとりつくろっても、拙くても誠心があるほうが伝わる、と韓非子は言う。
葬儀をスムーズに執り行うのは当たり前。
これからは上のレベル、品質を目指すときだと、高校生から教えられた。
株式会社ヨコカワ 横川英士
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