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【社長コラム】窮するのもまた楽しむ

Suicaを扱っているJR東日本からメールがきて来年からフィーチャーフォンはモバイルSuicaのサービスが使えなくなるという。自分は未だガラケーである。これまでアプリを使ってチャージや新幹線等の指定席を予約していたのだが使えなくなると、いよ...

【社長コラム】よく戦う者は人を責めず

葬儀の業務の波は激しい。午前中まで静かだと思っていたら午後になって急に忙しくなる。とくに意地悪なもので、告別式が立て込んで行われているときに限って葬儀の依頼の電話が続けて入ってきたり、フラリと相談者が訪ねて来ることが多い。もちろん急を要する...

【社長コラム】身体髪膚これ父母に受く

お葬式の時間は、亡くなった本人がこれまで培ってきた家族や社会との縁を噛み締める時だと思っている。それが葬儀の価値であり、葬儀を行う理由に一つであると信じている。特に遺された家族は、今こうして自分が存在しているのも父(母)や祖父(祖母)がいた...

【社長コラム】智名もなく 勇功もなし

一世を風靡したライザップとかZOZOTOWNの雲行きが怪しい、というニュースを耳にする。どこまでが事実なのか、よくわからないが栄枯盛衰は世のならいといえ、浮き沈みのスピードが実に早い世の中である。ライザップのほうはプロ経営者が入り、組織の構...

【社長コラム】知の難きにあらず 知に処するは難きなり

当社では樹木葬の墓苑を販売しているので「墓じまい」や「永代供養墓」の相談も多い。子供がいないご夫婦やお一人様であるため、お墓を継ぐ人がいないことが背景にあるのだ。そこで現在日本が急激に人口減少を辿っていることを実感せざるを得ない。少し前、人...

【社長コラム】国破れて 山河あり

自分の自宅兼会社は、行田市の中心商店街にある。何年か前には、隣にモスバーガーが店舗を構えていて続いてお茶屋、時計屋、皮膚科、肉屋、呉服店、印刷所と並んでいた。もう片方の隣はと市内でも評判の団子屋だ。そして小さいスナックがあって園芸店、書店、...

【社長コラム】正々の旗 堂々の陣

慢性的な人手不足に陥っている葬儀業界。採用と人材の育成は、これからの企業の死活問題になる。人を採用し、長く勤めてもらうためには地域の零細葬儀社は、給与や休日のボリューム面で大手企業に敵わない。しかしそれだけが、人が集まる理由にならないと信じ...

【社長コラム】戦いに勝って 功を修めず

グッと冷え込む日が続き、お亡くなりになる方が多い。当社の社員たちも葬儀の現場に東奔西走し忙しい毎日が続く。これだけ毎日数件のお葬式を請け負っていると目の前の現場の対応に追われるだけになりがちであるがそれだけはならないように、きちんと導いてあ...

【社長コラム】この翁白頭、真に憐れむべし

最近、同級生の親のお葬式を請け賜ることが多くなった。今夜の通夜もそうだし、夕刻にも連絡を受け病院へ向かった。いよいよ自分たちも親を見送る年齢に達したのだなと実感する。自分の両親は健在だが、大きな病気を経験し、かつての溌剌とした姿はない。気が...

【社長コラム】事業には賞味期限がある

事業には賞味期限がある。そして、既存の事業もどこかで成長は止まり、成熟・衰退モードに入っていく――とある経営者が業界誌で綴っていた言葉だ。そのときトップは拡大した、あるいは停滞した組織の課題に“切り込む”ことで事業の寿命を延ばしたり、再加速...