【社長コラム120】得意淡然、失意泰然 ~失意や不安に挫けない~ 最近、同業の経営者と話していて同調することがある。死亡者数は増加しているものの、葬儀費用の単価と営業利益はかなり下降している、ということだ。俯瞰してみると、首都圏を中心に葬儀業界市場は成熟してしまっている。これまでの成長を支えてきた主力事業... 2019.06.05
【社長コラム119】鍋の中のカエル ~たとえ薄情と言われようとも~ 「鍋の中のカエル」という例え話がある。水をはった鍋の中にカエルをいれておく。強火で急激に熱すると、熱湯に驚いたカエルは飛び出すが、鍋の中の水をゆっくり、徐々に熱していくと、カエルは気づかず、湯で上がって死んでしまう。これは「急激な変化には敏... 2019.06.01
【社長コラム118】民の司命、国家安危の主 ~経営者の責任~ 「司命」とは星の名で、中国では人間の寿命をつかさどる天神として祭祀の対象にされていた。孫子は戦上手な名将のことをそこまでに喩え、国の存亡を左右する「主」とまで言った。兵を知る将は、民の司命、国家安危の主なりつまりそれだけの責任と任務を担って... 2019.05.31
【社長コラム117】プロの条件とは ~今日の葬儀で思う~ 今日、お葬式の会場にお坊さんが来なかった現場があった。その葬儀は事情により先に火葬してから、お寺で葬儀をあげることを家族が希望していた。しかし火葬前に何としても読経をあげなくてはいけない、という住職の指導があったので、家族だけでお見送りする... 2019.05.30
【社長コラム116】慮らずんば、なんぞ獲ん~素晴らしい葬儀社の社長たち~ 経営計画を立てる合宿に参加してきた。3日間、同業の経営者とともにホテルにカンヅメの日程だった。数字オンチの自分にはかなりしんどく、集中力を要したので、仕上がったときにはものすごい疲労感があった。今回の経営計画は10年先の事業戦略と財務計画の... 2019.05.29
【社長コラム115】礼に非ざれば ~お客を切り捨てる勇気~ お葬式を請け負うにあたり、どんな事情があろうとお断りすることはない。大切な人を喪って、不安と悲しみに陥っているときに、当社を指名して頂けるのである。その信頼にしっかり応えるように、スタッフ一同努めている。経済的に苦しい方でもどのようなカタチ... 2019.05.25
【社長コラム114】僕ら葬儀屋は『傘』やな ~職業蔑視に負けない~ 警察の刑事さんから、市内の葬儀屋に、いたずら電話が廻っているからという連絡を頂いた。「家族が亡くなった」という連絡が入り、自宅へ伺うとまったくのデマかせ。訪問された家も当惑する。そのお宅への嫌がらせである。ご近所トラブル、または金融トラブル... 2019.05.24
【社長コラム113】われに投ずるに桃をもってすれば~お客様の恩に報いる~ 今日は毎月恒例の「事前相談会」の開催日だった。事前相談は毎日随時、受付しているが、入会金が半額になる毎月のキャンペーンが今日だった。その機会をあえて狙って、ご相談に見えるかたも多い。しかし、今日は関東地方は朝から激しい風雨にさらされた。あい... 2019.05.21
【社長コラム112】死をにくむは、帰るを知らざるなり~死の恐れを克服する~ 当社へ葬儀を依頼して頂く方は、ほとんどが会員である。もちろん、未入会の方からのお葬式も承るが、だいたい皆さん、「会員になっておかなくちゃ・・・って思っていたんだけどね」とおっしゃる。というのも、事前に入会している方にだけの割引特典があり、最... 2019.05.19
【社長コラム111】徳は弧ならず ~経営者の孤独を支えるもの~ 人を叱る、ということは実に苦しいことだ。だが、その心底にあるのは「嫌われたくない」「まさつを起こしたくない」という恐れだ。しかし会社に人がいる限り、彼ら彼女らを組織として運営していくには、叱咤や処罰を必要とすることも多々ある。少数の者から憎... 2019.05.18