【社長blog186】キャシャーンがやらなければ誰がやる!

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今年も「人形供養祭」を今月の13日と14日、熊谷と行田で開催した。
夏と年末、毎年の恒例となっているにも関わらず、
今回もたくさんの人形、ぬいぐるみが集り、法要と、その後はお焚き上げさせてもらった。

毎年開催しているにも関わらず、持ち込まれる人形が減る様子はない。
それどころか、今や地元の風物詩となって、
会社には開催前から「いつやるのですか」という問合せが多く寄せられる。
「終活」がすっかり市民権を得て、身辺整理や実家の片付けに取り組む人が増えているが背景だ。
その際、しまい込んでいる人形を処分するにあたり、日用のゴミと一緒に集積所へだすことに抵抗があるのだろう。

日本人は古来からモノには神様や魂が宿る…と伝えられてきた。
とくに長く使ってきたモノなど、処分するにあたり粗末に扱わないよう、寺・神社に納めて浄火でお焚き上げする慣習があり、それが今日の人形供養の需要に繋がっている。
「昔から伝承されてきた仏事や風習が軽んじられるようになった」と言われて久しいが、我々のDNAにはまだまだ「日本人」らしさが残っているようだ。
実際、人形供養祭の翌週に開催した「お盆祭り」では、初めてお盆を迎える新盆の家族が多く集まり、お盆の迎え方や盆棚の飾り方など真剣に聞いていった。

さて、人形供養であるが、これからも当社は続けて開催していく所存だが、
最近とくに多く問合せが増えているのが故人の愛用品や、思い出の品の処分だ。
これらの取扱い、引き受け先に困っている方がコロナ禍を経て、グッと増えてきている。
地域で困っている人がいて、誰もやらないのなら、ウチでやってしまおう!
・・・ということで先日始めたのが「お焚き上げ供養サービス」。
「たった一つの命を捨てて、生まれ変わった不死身のからだ・・・(中略)キャシャーンがやらなければ誰がやる!」
子供の頃、このフレーズ好きだった。今回も収益はまったく見込めないのだが、自分ひとりの独断で立ちあげてしまった。

行田、熊谷の営業所で毎日受付し、お預かりした品は地元の僧侶によってお祓いのうえ、専用の焼却炉でお焚き上げする。
そう、想いのこもった品をお焚き上げするのに、日用のゴミを入れている焼却炉を使用するわけいかないな、ということで「お焚き上げだけに利用する」焼却炉を購入。
先日、お祓いの祭事を実施。これでお預かりした品をきれいに浄火することができます。

お焚き上げ希望の方は、お気軽に当社までお問合せ下さい。
詳しくは「お焚き上げ供養」のページへ・・・
https://www.famiru.jp/blog/event/4898/

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