まちゼミに参画。終活セミナーで久しぶりに登壇。

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行田市内の事業所・店舗のスタッフが「先生」となり
専門知識や特徴を活かした少人数制のゼミナール「まちゼミ」が
行田商工会議所主催で現在開催されている。まちゼミチラシ

当社でも、終活と供養のお店・ファミールサロン行田を会場に
終活セミナー「お葬式とお墓、元気なうちに考えておく!」というテーマで参画した。

限られた店舗スペースなので参加人数を6名までと限定したが、
実際どれほどの応募があるか不安だった。
しかし新聞折込が入った当日から入電があり、
本日5名の参加者を迎えて開催することができた。

たまたま今日は、行田市内で毎月恒例の「事前相談会」も開催していたので、
スタッフ数が割かれていた。
ならば自分がやってしまえと、久しぶりに人前で喋ることに。
とはいえさすがに1人では手が足りないので弟の櫛引専務も巻き込む。
そんなわけで役員二人による不慣れな勉強会となってしまったが、
全てを終えてから頂いた参加されたお客様のアンケートには、
「良かった」という評価を頂くことができ胸を撫で下ろす。

今回のセミナーは2部構成にした。
前半はお葬式について。後半はお墓について。
途中、ブレイクタイムに納棺体験を挟み、
重くセンシティブな気持ちを和んでもらう工夫もした。
「ここで一旦、死んでみましょう」
という掛け声を入れて笑いをとるつもりだったが、
全員からスルーされ、スベってしまった。
こういう余計な恥をかくことをしてしまう癖は我ながら相変わらずだ。

最後には当社オリジナル、熊谷・行田版エンディングノートを配布。
記入のやり方やポイントを解説し終了となった。

場を読めずスベった一言もあったが、
参加者は真剣であるから、むろんこちらも始終一貫してマジメに誠実にお話させてもらった。
そして最後に
「なぜ葬儀をやるのか」
「だれのために葬儀をやるのか」というお話させてもらった。
こういうご時世だからしかたがないが、安く、早く、簡単に、家族の葬儀を済ます方が増えている。
巷では安価な料金表記をうたった所在不明な葬儀社(紹介業者)が市場を跋扈し、
利用した遺族とトラブルも多く聞く。
葬儀は故人を中心に、遺された家族が「命の縁」「人との縁」「地域の縁」を見つめる大切な機会。
その時間に思い出を振り返り、感謝を募り、冥福を祈るためにあるのだ。
お金をかけなくても、いいお葬式はできる。
手紙を書いたり、好物を供えたり、縁のあった人を招いて声をかけてもらうといったことだけでもいい。
「きちんと送りだすことができた」と、終えてから満足できるようなお葬式やお墓を考え始めてほしいと伝えた。

そんな拙い想いに共感して頂いたのか、セミナーを終えてから参加者全員から相談を頂いた。
葬儀やお墓への不安解消に役に立ち、将来に家族が「いいお葬式だったね」と葬儀を終えてもらえることが出来れば、
地域の葬儀社としてこれ以上の喜びはなく、まちゼミに参画したかいもある。

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