【社長コラム】色は五にすぎるも 五色の変はあげてみるべからず

葬儀の仕事で最も気をつける点は、「慣れ」だと注意している。
目の前にご遺体があっても、恐れを忘れてしまう。
涙する遺族を見ても、心を揺さぶれることもない。
これは、経験が豊富なベテラン社員ほど、陥ちいりやすくなる。
とにかく、滞りなく、無事に葬儀を済ますことが一番になってしまうのだ。
だから常々、社員には、「作業」にするな、と伝えている。
色は五にすぎるも 五色の変はあげてみるべからず(孫子)
赤、青、黄、黒、白・・・と色の基本は5色だが、
かけ合わせることでできる彩りは、無限であり、二度と作られることもできない。
葬儀の仕事も、一つとして同じものはない。
故人、家族、地域、お寺、そしてそのときのタイミング・・・
この掛け合わせによって、葬儀のカタチのパターンは無限だ。
そして、喪われた命はただ一つであり、やり直しはきかない。
一つ一つの葬儀を、大小関係なく、丁寧に請け負い、
「この家族にとって、どんな葬儀がベストなのか」
毎回自問自答しながら臨んでこそ、
お客様から満足される葬儀を施行できるものだと思っている。

株式会社ヨコカワ 横川英士
行田セレモニー
家族葬専門ファミール
行田市斎場
樹木葬墓苑ファミール

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