【社長コラム165】相談される方の覚悟、相談を受ける覚悟

葬儀のご相談は毎日頂いている。
ご来店はもちろん、電話やホームページのフォームからなど、多種に及ぶ。
最近はホームページなど事前にじっくり閲覧してからご来店する方も多く、
そのため相談内容も詳細で深くへ及ぶことが多い。
しかも当社は樹木葬も取り扱っているので、
亡くなってから埋葬までの長い時間に渡る、広い相談が増えた。
スタッフも学ぶべき知識量も多くなり、大変になっているが、
不安を抱えたお客様が少しでも解消し、安心してもらえるならと努力は惜しまない。
緊急事態宣言下であるが、相談会も毎月開催している。
もちろん、消毒や換気は徹底したうえでだ。
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葬儀のご相談に見える方は覚悟をしたうえでみえている。
たとえ医者から余命数日、といわれようとも
万が一に回復してくれればと、奇跡を願うのが家族であろう。
それでも「もしものときは考えたくないけど、その時はきちんと送ってあげたいから」ということで
葬儀社の扉を開けてくるのだ。
だからこそ、相談を受ける我々は、真剣にマジメに答えなくてはならない。
だからこそ、知識と経験で適格にアドバイスし、安心してもらわなければならない。
そういうことをスタッフには伝えている。
インターネットを介した紹介業者が躍進する今、
価格だけで葬儀社を選ぶ方も増えている。
もちろん料金の高さ低さも指標になるだろうが、
大切な家族を見送る葬儀社のスタッフと、
その後のフォローができるという価値も選ばれる指標になるはずだ。
事前に相談に見えた方に、きちんと答えられ、信頼を頂けること。
それが地域の葬儀社の役割であると思うのだ。

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