前回のブログ、【社長ブログ197】厚労省からユースエール企業として認定式が行われました! の反響があって埼玉新聞に掲載された。(埼玉新聞2026年8月6日)

これをご覧になった行田邦子市長さんが、わざわざ当社に訪問してくれた。

行田さんは若い人が惹かれる理由を欲したようだ。
背景には、ここ埼玉県行田市の高齢化が他市町村より進んでおり「自然消滅都市」という屈辱的な烙印を押されているなか、何とか脱したいという首長の悲願があるのだろう。
当社としても微力ながらお役にたつならと、来訪には快くお迎えさせて頂いた。
行田市の市長はこれまで長く市役所職員から継続されて選出されてきた。
しかし行田邦子さんは国会議員を歴任している‟プロ”の政治家である。
お名前も行田(よく間違われるがコウダと読む)であるから、まさに行田市長になるべくしてなった人なのかもしれない。
そんな自負を意識しているかないか本人のみぞ知るよしもないが、これまでにない政治手腕を発揮していることは、別紙面で参照にして頂きたい。
行田市長が当社に見えたとき、若い社員も同席し懇談させてもらった。
話しは社員たちがこの仕事を選んだきっかけから、現在の葬儀事情までおよんだが、
自分にはストレートに「若い人を採用するための取り組み」をズバリ尋ねられた。
そこでITやDXを駆使し、生産性を上げ、残業・休日出勤を最小限に抑える取り組みを、実際に使っているシステムをプロジェクターに映して説明した。
他にも福利厚生や手当などの取り組んでいることを紹介し、社員に喜ばれていることを伝えた。
実は地元の首長に恐れ多くも偉そうなことは言えなかったが、本当は若い人を集うには「隗より始めよ」という故事を引用し伝えたかった。
かい【隗】 より 始(はじ)めよ
( 中国の戦国時代、郭隗(かくかい)が燕の昭王に賢者を用いる法を聞かれた時に、「今王誠欲レ致レ士、先従レ隗始、隗且見レ事、況賢二於隗一者乎」と答えたという、「戦国策‐燕策」にみえる故事から ) 「賢者を招きたいならば、まず自分のようなつまらない者をも優遇せよ、そうすればよりすぐれた人材が次々と集まってくるであろう」という意。転じて、遠大な計画も、まず手近なところから着手せよの意にいう。また、物事はまず言い出した者から、やり始めるべきだとの意でも用いられる。 コトバンクより引用
今いる社員、今頑張っている社員、スタッフを大切にすることがまずは優先させることだ。
彼ら彼女からが、活き活きと目標をもって、安定して会社に就業してもらう環境を整えることに着手するべきだ(どんなことを当社が取り組んだかは、ユースエール認定企業になった経緯を参照)。
そして今いる彼らが永く勤めてもらうために、会社に将来があることを確信し安心してもらうために、次の世代を採用していく、つまり「人材投資」が、新卒採用の目的となる。
もし仮に若い人がいないシニアだけの職場だったら、「この先10年、20年勤めても未来はあるのかな」と不安になるよね。そうなったら見切りをつけられて転職されてしまうのも当然だ。
現在いる社員が働きやすい職場環境を整えた当社の取り組みが功を成してか、おかげさまで来春卒業の学生さんから応募があり採用が決まった。
それだけでなく、今でも中途の求職を希望する応募者があり、嬉しい悲鳴があがるほどだ。
今やどの業界も人手不足に苦労していることが多く、そのうえ人件費が高止まりで高給を謳うことができない地方の零細企業は指をくわえて眺めていくしかない現状だ。
こんな悔しいことはない。地方の小さい企業には、本当にいい仕事、いい会社もある。
ジリ貧で蝕まれていくしかない「自然消滅都市」ならぬ、「自然消滅企業」に陥らないためにも
地域の小さい企業こそ、隗 より 始めよ!
と声をあげたい。



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